Flutterの日本語版書籍6選

書籍「基礎から学ぶFlutter」 Flutter

FlutterやDartは公式サイトが充実しているので、信頼度の高い情報をWebで調べることができますが、日本語の書籍も出ています。

ここで紹介する以外にも、日本語で解説しているFlutterの書籍を数冊見かけますが、この5冊の中から自分に合った本を選ぶのが良いと思います。(2021.5.27現在)

リファレンス的に使う

「基礎から学ぶFlutter」(発行:2019.12)

基礎から学ぶ Flutterは、タイトル通り、Flutterの基礎から解説されています。

内容は、公式サイトを読み込めば掲載されていることにプラスして、特にDartは著者自身の経験に基づいた事柄も掲載されています。

記載されているサンプルコードも、公式サイトと同じコードが多いです。

ですが、「公式サイトを読み込めば」と簡単に言っても、英語のサイトで未知のプログラミング情報を読み解くのはかなりの労力が必要です。

その点、この本はもちろん日本語ですし、章立てした構成で読み進めることでFlutterプロジェクトのの全体像を掴みやすくなっています。良書です

FlutterとDartの、しっかりとした基礎の地盤固めができると思います。

対象読者は、「少なくとも他のプログラミング言語の経験者」か、「ネイティブアプリ経験者ならさらに望ましい」としているので、「基礎から〜」とはいえ、プログラミングの入門書ではありません。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. スタートガイド(環境構築/プロジェクト構成/画面遷移など)
  2. Dart
  3. ウィジェット
  4. Material ComponentsとiOS-Style
  5. ライブラリ
  6. Flutterの内部構造
  7. アーキテクチャ
  8. テスト
  9. パフォーマンスチューニング
  10. アセット

Amazonの試し読みでは、「目次」から「スタートガイド」の内容を見ることができます。

「Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門」(発行:2018.9)

Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門は、日本語で一番最初に出版されたFlutter本です。

内容は、Flutterの環境設定から始まり、Flutterの基本(ウィジェットやマテリアルUIなど)から、ちょっと複雑なウィジェット、データベースへのアクセスなどを解説しています。

実際にアプリを作成する例として、「RSSチェッカー」「簡単お絵かきカメラ」の記述も紹介しています。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. Flutterとスマートフォン開発
  2. プログラムの基本を理解する
  3. レイアウトの基本ウィジェット
  4. マテリアルUIの基本
  5. 複雑な構造のウィジェット
  6. グラフィックの描画
  7. ナビゲーション/ファイルアクセス/設定情報/データベースアクセス
  8. アプリ作成の実際

Amazonの試し読みでは、目次と「Flutterとスマートフォン開発」の途中までと、数ページのサンプルページを見ることができます。

サンプルを作りながら学ぶ

「作って学ぶ、FlutterとFirebaseを使ったアプリ開発」(発行:2021.6)

この本は、Flutter2を対象にして書かれています。

Flutter2のリリース後に出版された、日本語の主なFlutter解説書は、今のところこの「作って学ぶ、FlutterとFirebaseを使ったアプリ開発」のみです。

内容は、実際にFirebaseを使って画像管理アプリを作ります。

ある程度のプログラミングの基礎知識のある人が対象で、開発環境の構築などの説明はサラッと書かれています。

Zennの「Flutterで始めるアプリ開発」を理解しているのが前提レベルということなので、このサイトを一度見ておくと良いです。

アプリ開発を始めるというと、すぐにコードを書くことを思い浮かべますが、この本ではその前段階の設計の手順と大切さも解説していて、アプリ開発初心者には役立つ内容です。

概略を理解するにはおすすめです。文章量は多くありません。

今のところ取り扱いは、AmazonZennのサイト内BOOTHだけのようです。

Amazonでは、目次内容以外に、冒頭部分の試し読みもできます。

「はじめてのFlutter」(発行:2020.12)

はじめてのFlutter (I・O BOOKS)では、Flutterのセットアップ方法と、基本的な使い方としてウィジェット・Dart・パッケージなどを解説しています。

初学者が、Flutterの一連の開発の流れを段階的に学ぶのに適していると思いますが、最後のチャットアプリの作成では、ログイン機能やリアルタイムチャットの実装方法も解説しているので、後半はちょっと難しいかも。

「Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発」(発行:2018.12)

Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))では、FirebaseとFlutterを連携させる方法を解説しています。

サンプルアプリとして「貸し借りをメモするアプリ」を作成しながら、入力画面やラジオボタン、ログイン機能の実装や多言語化の対応などを学べるようになっています。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. FlutterとFirebaseを知ろう
  2. 開発環境を構築しよう
  3. Flutterをサクッと動かしてみよう
  4. Flutterの基礎知識を学ぼう
  5. アプリの仕様を決めよう
  6. Firebaseの設定をしよう
  7. 一覧画面の実装をしよう
  8. 入力画面の実装をしよう
  9. 登録機能の実装をしよう
  10. 編集機能の実装をしよう
  11. 削除機能の実装をしよう
  12. ログイン機能の実装をしよう
  13. 共有機能を実装しよう
  14. 多言語化対応しよう
  15. アプリのアイコンを設定しよう
  16. スプラッシュ画面を実装しよう
  17. アプリをリリースしよう(Android版)
  18. アプリをリリースしよう(iOS版)

Amazonの試し読みでは、目次と「FlutterとFirebaseを知ろう」の先頭ページまで見ることができます。

Kindle Unlimitedなので、会員なら追加料金なしで読めます。

詳細はこちら Kindle Unlimited読み放題(初めてご利用の方は30日間無料)

Flutterの全体像を知る

「Flutter モバイルアプリ開発バイブル」(発行:2019.10)

Flutter モバイルアプリ開発バイブルでは、モバイルアプリ開発の課題の解決方法のひとつとして、Flutterを正しく選択できるようにという趣旨で、Flutterの基礎的な部分から、開発の実践的な進め方や、その実装方法を解説しています。

Flutterって何? 既存のツールと何が違うの? どうやって開発していくの? という全体像を知りたい方にオススメです。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. Flutterとは
  2. 開発環境の構築
  3. ウィジェット
  4. 状態管理
  5. ライブラリの実装
  6. サンプルアプリの実装
  7. 開発の継続
  8. Dart言語の仕様、Flutter Web、既存プロジェクトへのFlutterの追加

Amazonでは、各章ごとの簡単な内容説明がされているので、購入する際の参考になります。

Amazon試し読みでも、本の最初の方(「開発環境の構築」の途中まで)が読めます。

雑誌の特集

Flutterを特集で取り上げている雑誌です。

もう紙媒体は在庫切れになり始めていて、中古や電子版なら買えるようです。

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