Flutterの日本語版書籍6選

Flutter

FlutterやDartは公式サイトが充実しているので、信頼度の高い情報をWebで調べることができますが、日本語の書籍も出ています。

ここで紹介する以外にも、日本語で解説しているFlutterの書籍はありますが、この6冊の中から自分に合った本を選ぶのが良いと思います。(2021.9.14現在)

リファレンス的に使う

「基礎から学ぶFlutter」(発行:2019.12)

基礎から学ぶ Flutterは、タイトル通り、Flutterの基礎から解説されています。

内容は、公式サイトを読み込めば掲載されていることにプラスして、特にDartは著者自身の経験に基づいた事柄も掲載されています。

記載されているサンプルコードも、公式サイトと同じコードが多いです。

ですが、「公式サイトを読み込めば」と簡単に言っても、英語のサイトで未知のプログラミング情報を読み解くのはかなりの労力が必要です。

その点、この本はもちろん日本語ですし、章立てした構成で読み進めることでFlutterプロジェクトのの全体像を掴みやすくなっています。良書です

FlutterとDartの、しっかりとした基礎の地盤固めができると思います。

対象読者は、「少なくとも他のプログラミング言語の経験者」か、「ネイティブアプリ経験者ならさらに望ましい」としているので、「基礎から〜」とはいえ、プログラミングの入門書ではありません。

気をつけなければいけないのは、この書籍は2019年12月の出版なので、Flutter2の内容は入っていません。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. スタートガイド(環境構築/プロジェクト構成/画面遷移など)
  2. Dart
  3. ウィジェット
  4. Material ComponentsとiOS-Style
  5. ライブラリ
  6. Flutterの内部構造
  7. アーキテクチャ
  8. テスト
  9. パフォーマンスチューニング
  10. アセット

Amazonの「試し読み」では、「目次」から「スタートガイド」の内容を見ることができます。

サンプルを作りながら学ぶ

「現場で使えるFlutter開発入門」(発行:2021.8.24)

2021年7月現在のFlutterの情報に基づいて執筆された、新しい書籍です。

タイトルが「現場で使えるFlutter開発入門」というだけあって、現場でチーム開発をしていく上で必要となるであろう内容が盛り込まれています。

となると、この本は上級者のみが手に取る書籍なのか? というと、そんなことはありません。

プログラミング初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、ある程度の知識のあるプログラミング経験者なら、Flutterを環境構築して、入門からデータベースを使ったアプリ制作までできるようになります。

サンプルで作成するアプリには、洗練されたFlutterらしい機能をふんだんに使っているので、実際に手を動かして作っていくのも楽しみながら学び進めていけます。

表面的にコードを書いて、一般的な動きを実装する手順を紹介しているFlutter解説書が多い中で、この「現場で使えるFlutter開発入門」は、実際の日常で開発作業を進める中で、必ずや遭遇するであろう失敗や、注意点などが細やかに解説されています。

Amazonの「試し読み」で冒頭部分を見るだけでも、この本の良さがわかると思います。
イチオシです!

この本の目次は以下のとおり。

  • 第1章 現場でFlutterを使うために
  • 第2章 レイアウト
  • 第3章 アニメーション
  • 第4章 状態管理
  • 第5章 データベース
  • 第6章 ネイティブ連携
  • 第7章 課金
  • 第8章 ローカライズ
  • 第9章 リファクタリング・デバッグ
  • 第10章 CI/CD
  • (付録)
    Dartリファレンス
    Webアプリケーション

「Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発・最新改訂版」(発行:2021.8.6)

Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発・最新改訂版では、FirebaseとFlutterを連携させる方法を解説しています。

旧版のFlutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発から改訂版として出ています。

前回の内容にDartの基礎が追加され、Flutterは新しいバージョンに対応した内容になりました。

サンプルアプリとして「貸し借りをメモするアプリ」を作成しながら、入力画面やラジオボタン、ログイン機能の実装や多言語化の対応などを学べる、という点は旧版と変わりません。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. FlutterとFirebaseを知ろう
  2. 開発環境を構築しよう
  3. Flutterをサクッと動かしてみよう
  4. Dartの基礎知識を学ぼう
  5. Flutterの基礎知識を学ぼう
  6. アプリの仕様を決めよう
  7. Firebaseの設定をしよう
  8. 一覧画面の実装をしよう
  9. 入力画面の実装をしよう
  10. 登録機能の実装をしよう
  11. 編集機能の実装をしよう
  12. 削除機能の実装をしよう
  13. ログイン機能の実装をしよう
  14. 共有機能を実装しよう
  15. 多言語化対応しよう
  16. アプリのアイコンを設定しよう
  17. スプラッシュ画面を実装しよう
  18. アプリをリリースしよう(Android版)
  19. アプリをリリースしよう(iOS版)

Amazonの「試し読み」では、目次と「FlutterとFirebaseを知ろう」の先頭ページまで見ることができます。

「実践FlutterとFirebaseを使ったアプリ開発」(発行:2021.9.3)

実際にFirebaseを使って画像管理アプリを作ります。

ある程度のプログラミングの基礎知識のある人が対象で、開発環境の構築などの説明はサラッと書かれています。

Zennの「Flutterで始めるアプリ開発」を理解しているのが前提レベルということなので、このサイトを一度見ておくと良いです。

アプリ開発を始めるというと、すぐにコードを書くことを思い浮かべますが、この本ではその前段階の設計の手順と大切さも解説していて、アプリ開発初心者には役立つ内容です。

概略を理解するにはおすすめです。文章量は多くありません。

Amazonの「試し読み」では、目次内容以外に、冒頭部分を見ることができます。

Flutterの全体像を知る

「Flutter モバイルアプリ開発バイブル」(発行:2019.10)

Flutter モバイルアプリ開発バイブルでは、モバイルアプリ開発の課題の解決方法のひとつとして、Flutterを正しく選択できるようにという趣旨で、Flutterの基礎的な部分から、開発の実践的な進め方や、その実装方法を解説しています。

Flutterって何? 既存のツールと何が違うの? どうやって開発していくの? という全体像を知りたい方にオススメです。

この書籍の出版は2019年10月なので、Flutter2には対応していません。

内容の概略は以下の通り。目次より抜粋。

  1. Flutterとは
  2. 開発環境の構築
  3. ウィジェット
  4. 状態管理
  5. ライブラリの実装
  6. サンプルアプリの実装
  7. 開発の継続
  8. Dart言語の仕様、Flutter Web、既存プロジェクトへのFlutterの追加

Amazonでは、各章ごとの簡単な内容説明がされているので、購入する際の参考になります。

Amazonの「試し読み」でも、本の最初の方(「開発環境の構築」の途中まで)が読めます。

雑誌の特集

Flutterを特集で取り上げている雑誌です。

もう紙媒体は在庫切れになり始めていて、中古や電子版なら買えるようです。

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