AndroidStudioには、便利なキーボートショートカットがたくさん用意されています。
その中でも、まずは初心者が知っておきたいショートカットを10個まとめました。
ここでは、一部Flutter(Dart)を例にして紹介します。
行を追加する
- Win:Shift + Enter
- Mac:Shift + Enter
Shiftを押しながらEnterすると、カーソルのある行の行末に改行が挿入されます。
カーソルが行内のどこにあっても実行できるので、いちいち行末までカーソル移動をする必要がありません。
ちなみに、カーソル位置を行末または行頭に移動するには、EndキーまたはHomeキーを押します。
- カーソルを行末に移動する:End
- カーソルを先頭に移動する:Home
行・文字を複製する
- Win:Ctrl + d
- Mac:Command + d
複製したい行にカーソルを置いて実行すると、同じ行がすぐ下に複製できます。
複数の行全体を選択して実行すると、選択した行がすべて複製されます。
行内の一部分を選択して実行すると、選択文字の直後にその文字が複製されます。
行のコメント化 / コメント解除
- Win:Ctrl + /
- Mac:Command + /
コメント化したい行にカーソルを置いて実行すると、先頭に//が入力されてコメントになります。
複数行にまたがって文字を選択して実行すると、複数行を一度にコメント化・コメント解除するができます。
ブロックのコメント化 / コメント解除
- Win:Ctrl + Shift + /
- Mac:Command + Shift + /
選択した行をブロックコメントにします。
行の途中の文字を選択して、実行することもできます。
コードブロックの起点/終端に移動
- Win:Ctrl + [
- Mac:Option + Command + [
- Win:Ctrl + ]
- Mac:Option + Command + ]
カーソル位置が、コードのブロックの起点または終端にジャンプします。
ソースコードやメニューの項目名などから検索する
- Win:Shiftキーを2回押す
- Mac:Shiftキーを2回押す
クラスやファイルやメニューなどを検索する、検索画面が表示されます。
検索結果一覧からクラス名をダブルクリックすると、そのクラスの定義にジャンプできます。
Actionsタブで検索すると、例えばツールバーの表示切り替え(ON/OFF)なども操作できます。
コードを再フォーマットする
- Win:Ctrl + Alt + l(エル)
- Mac:command + option + l(エル)
コードの改行位置を揃えて、表示を見やすくします。
Shiftも一緒に押すと、細かなオプションを設定して実行することができます。
- Win:Ctrl + Alt + Shift + l(エル)
- Mac:command + option+ Shift + l(エル)
ソースコードへジャンプする
- Win:F4(または Ctrl + Enter)
- Mac:4(または command + ↓)
例えば、ColumnというWidget名にカーソルを置いてF4キーを押すと、Columnが定義されているbasic.dartファイルが開き、Columnが定義されている行を表示します。
上位階層を追加作成する
- Win:Alt + Enter
- Mac:Option + Enter
すでに作成した階層の上位に、新たに階層を作成します。
例えば、ColumnというWidgetをすでに作成したあと、Columnの上位階層にCenterを置いて、Column全体をセンタリングしたいという場合などに、便利に使うことができます。
このショートカットを使えば、「新たにCenter{}を作ってその中にColumnをカット&ペーストをする」という面倒な作業は必要はありません。
if…else/try…catchなどで囲む
- Win:Ctrl + Alt + t
- Mac:Command + Option + t
先の例ではContainerを上位に追加作成しましたが、if文やfor文で囲むこともできます。