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段落スタイルに、次の行の段落スタイルを設定する

段落スタイル:次のスタイル

段落スタイルの中の[次のスタイル(Y):]を設定しておくと、文末で改行を入力して新しい行を作成したときに、その新しい行に自動的に段落スタイルが適用されていきます。

InDesignでの文字の入力作業と同時に、段落スタイルを自動で当てていくことができるので、わざわざスタイルを当てる作業をする必要がありません。

簡単な例で説明します。

3種類の行を繰り返し入力する例

郵便番号、住所、電話番号の3行を繰り返し入力していくと仮定し、それぞれに異なる段落スタイルを当てることにします。

文字入力だけで、次のようにスタイルが当てられていくようにしていきます。

段落スタイルに次のスタイルを設定して、自動でスタイルを当てる

段落スタイルに[次のスタイル(Y):]を設定する

1行目の[郵便番号]の次の段落スタイルには、2行目の[住所]を設定します。

郵便番号の段落の次は住所の段落スタイル

2行目の[住所]の次の段落スタイルには、3行目の[電話番号]を設定します。

住所の段落の次は電話番号の段落スタイル

3行目の[電話番号]の次の段落スタイルには、1行目の[郵便番号]を設定します。

電話番号の段落の次は郵便番号の段落スタイル

改行しながら文字を入力していく

段落スタイルが作成できたので、文字を入力していきます。
先頭行に段落スタイル[郵便番号]を当てます。

郵便番号スタイルが当たっているテキストフレーム

郵便番号を入力して改行すると、住所のスタイルが当たっています。

郵便番号を入力して改行すると、住所のスタイルが当たっている

住所を入力して改行すると、電話番号のスタイルが当たっています。

住所を入力して改行すると、電話番号のスタイルが当たっている

電話番号を入力して改行すると、郵便番号のスタイルが当たっています。

電話番号を入力して改行すると、郵便番号のスタイルが当たっている

〒マークとTELマークは、スタイルで箇条書きの記号として表示するので入力していません。

こんなふうに、改行して新しい行ができるときに次のスタイルがどんどん当たっていきます。

[次のスタイル]が適用されないケース

ここで、勘違いしてしまいそうになることがあります。
次の段落スタイルが自動で適用されるのは、行末に改行が入力されたときです。

以下のようなケースには適用できません。

既存段落の途中に、改行を入れたとき

段落の途中で改行しても、次の段落は同じ段落スタイルです。
段落の途中で改行しても、次の段落スタイルは変わらない

改行つきの複数行のテキストを、コピペで貼り付けたとき

複数行をコピペしたときは、貼り付け先段落の段落スタイルが全ての行に適用されます。
段落途中に改行しても、次のスタイルは適用されない

既存の段落に、あとからスタイルを当てたとき

既に入力されている段落にあとからスタイルを当てても、その次の行の段落スタイルは変わりません。

スタイル設定をあとから変更しても、次の段落スタイルは変わらない

既存の段落のスタイル設定をあとから変更したとき

段落スタイル設定で[次のスタイル]を設定するよりも以前に入力された段落には、[次のスタイル]は適用されません。

あとからスタイルを変えても、次の行スタイルはかわらない

[次のスタイル]の活用例-その1

沢山の文字を入力しなければならないときは、入力作業に集中するほうが効率が良いです。
なので、大量の入力作業は一般的にはテキストエディタを使うものと思います。

でもその一方で、あとからスタイルを当てていく作業は面倒くさい。

そういうときにこそ、この[次のスタイル]の出番です。

たとえば、新規のInDesignドキュメントに[次のスタイル]を指定した段落スタイルを作り、これを文字入力用として使います。

この入力用ドキュメントの段落スタイルは、ごく簡易的なものにしておきます。
体裁は、入力オペレーターの邪魔にならずに、該当するスタイルが間違いなく当たっていることの判断が容易につく程度が一番良いと思います。

入力作業をしている一方で、別工程で本来のレイアウト作成をしているドキュメントの準備を進めておき、入力が終わったら、本来のドキュメントに入力の終わった文字をコピペすれば完成です。

スタイルグループの構造と段落スタイル名が同じであれば、貼り付け先のスタイルが適用されます。

文字の入力後に一括して次のスタイルを適用する方法

既に入力済みの段落にも、簡単に次のスタイルを適用することができます。

詳しくはこちら↓

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